2012年01月29日

開発教育を考える⑤

開発教育の柱に「世界の国々のことを知ろう、学ぼう」というテーマがあります。現在、国連加盟国は193、日本が承認している国は194。世界には200近い国があり、日本もその‘国’の1つです。世界の国々を知りたいのならその国を訪れるのが一番なのかもしれません。でもなかなか難しい。そこで、日本にいながら日本以外の国のことをいろいろ学んだり調べたりしてみませんか?パソコンがあれば家にいながら、多くの情報を手に入れることができます。そこでお勧めなのが、子ども向けに作られたサイトです。難しい内容も子どもたちがわかるよう簡単に楽しく学べる工夫がされています。その一つ、外務省の『キッズ外務省』はお勧めです。http://www.mofa.go.jp/mofaj/world/index.html
大人が見ても十分おもしろいと思います。特に《探検しよう!みんなの地球》は、開発教育の教材資料としても役に立ちます。クイズも楽しいですよ。一度のぞいてみてくださいemoji52
  


Posted byワクらぼat 12:11 Comments(0) 開発教育を考える

2012年01月28日

おすすめHP情報①

2月11日に開催する 味噌作り体験 at 富厚里(ふこうり)の情報を(財)しずおか健康長寿財団が運営するHP「健康いきいき心ときめき」で紹介していただきました。
「健康いきいき心ときめき」(財団法人しずおか健康長寿財団) http://www.kenkouikigai.jp/ の
「地域耳寄り情報」のコーナーに載っています。
  http://www.kenkouikigai.jp/archive/02/0291CM0B2H2U2A.asp

財団法人しずおか健康長寿財団は、21世紀の高齢社会に対応する新たな社会づくりの推進母体として設立され、シニアが健康に心豊かに暮らしていくための様々な情報をHPで発信しています。「生きがい特派員だより」も読み応えがありますよ。県内の様々な情報をキャッチできますからシニアの方だけでなく、いろんな世代の方に読んでいただけたらと思いますemoji52
  


Posted byワクらぼat 21:10 Comments(0) おすすめHP

2012年01月26日

開発教育を考える④

開発教育ではワークショップという体験型の学習手法がよく使われます。先日ご紹介した3月24・25日に東京で開かれる「教育体験FESTA2012」(主催:(特活)開発教育協会)でも様々なワークショップが体験できます。以下は、FESTAで体験できるプログラムです。

~開発教育協会MLより引用~
▼全28プログラム ※各教材は会場で展示・販売を行います
・ワークショップ版・世界がもし100人の村だったら
・開発教育入門講座~「パーム油のはなし」を使って
・貿易ゲーム~国づくり編
・地球の食卓~食卓から出るごみ
・地球の食卓~未来の食卓
・ケータイの一生
・コーヒーカップの向こう側~貿易が貧困をつくる?!
・読めないお知らせ
・もっと話そう!平和を築くためにできること
・マジカルバナナV3
・グローバル・エクスプレス(時事問題を教室へ)
・援助する前に考えよう
・いのちの食べ方を問う~食卓の牛肉からみえる世界
・アイコちゃんに何が起こったのか?
・世界一大きな授業
・地球の水ものがたり
・おいしいチョコレートの真実
・コーヒーモノガタリ
・YOUR WORLD(小学校英語)
・「ホームレス」と出会う子どもたち
・地球の仲間たち
・戦争と女性を考えるワークショップ
・コンビニから考えるわたしたちの暮らし
・仮想インタビュー「原発」
・国際協力に向き合う私たち
・気持ちを認めるコミュニケーション
・ファシリテーション入門
・授業づくりのヒント「エネルギーと放射線」

これを見ただけでも体験できる世界がとっても広くてしかも深いと思いませんか?私たちは身近なところから、貧困や環境破壊、紛争や食糧問題など世界で起こっている様々な問題を考えることができるのです。ワークショップは眉間にしわを寄せなくても楽しみながら今まで気づかなかった大切な‘こと’を学べる場だと思います。24年度 ワクらぼ でもいくつかのワークショップを開催します。どうかお楽しみに!emoji52  


Posted byワクらぼat 23:00 Comments(0) 開発教育を考える

2012年01月25日

JICA講演会@静岡

静岡県JICAシニア海外ボランティア協会からのお知らせです。新聞紙面でも案内がありましたが、同協会では下記の通り「アジア事情県民講演会」を開催されるとのことです。「ミャンマーやカンボジアの実情を知り、アジアに目を向けよう」という趣旨の講演と活動報告です。入場無料。当日直接会場へ。
静岡市での開催です。お時間のある方はぜひお出かけくださいemoji52

1.日 時    平成24年1月29日(日)14:30~16:30
2.会 場    静岡市葵区呉服町2-3-1 
           ふしみやビル 401-402
   (入口は青葉通りに面しています。分かりにくいのでご注意ください。)
3.講演、講話
(1)講 演  講師 共同通信社編集委員 遠藤 一弥氏
   テーマ 「日本は今後、東南アジアとどう向き合うか」
(2)講話(活動事例報告)  協会会員  松田 治氏
   テーマ 「カンボジアでの青少年活動」
    お問い合わせ:協会事務局 054-238-5675

  


Posted byワクらぼat 19:57 Comments(0) 開発教育を考える

2012年01月23日

開発教育を考える③

‘開発教育’に関する情報!
NPO法人開発教育協会/DEARが開催するワークショップ体験イベントです。
DEARからの情報を以下に転載いたします。面白そうです。お時間のある方はぜひお出かけくださいemoji52


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2012年3月24日・25日開催! by 開発教育協会/DEAR
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━「教材体験FESTA2012」28種類30コマの参加型ワークショップ
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開発教育・環境教育・国際理解教育・食育に使える教材を一度に体
験できるチャンス!

異文化理解、グローバリゼーション、貧困、環境、人権、平和など
さまざまなテーマの参加型学習教材を一度に体験できるチャンスで
す。各教材のねらいや進行ポイントも確認できます。
みなさまのご参加お待ちしております。

▼日 時:3月24日(土)・25日(日)10:00~18:00(3コマ/日)
▼場 所:JICA地球ひろば
▼交 通:地下鉄「広尾」駅徒歩3分(東京都渋谷区広尾4-2-24)
▼参加費:2日間参加 8000円(会員6000円)
     1日のみ参加 4000円(会員3000円)
▼定 員:各ワークショップ30名
▼対 象:教員、国際協力・交流関係者、学生、ご関心のある方
▼主 催:(特活)開発教育協会
▼詳細・お申込:http://www.dear.or.jp/festa2012/

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Posted byワクらぼat 20:00 Comments(0) 開発教育を考える

2012年01月21日

開発教育を考える②

日本は今回の震災で海外から多くの支援をいただきました。これまでどちらかといえば支援する側に立つことの多かった日本が、一転、支援される側になったのです。開発途上国といわれる経済的に苦しい国からもいろんな形で手が差し伸べられました。困っている時や大変な時はお互いに思い遣り助け合う(良く共助の精神と言いますよね)、それが‘開発教育’のめざすところだと思います。そのためには、世界で、日本でどんなことが起きているのか?どんな問題が生じているのか?をまず知らなければなりません。「知る」ことから1歩が踏み出せると思うのです。格差や貧困は‘開発教育’を通してもまだそこに存在します。それは悲しい現実です。現実をきちんと受け止め、それに対して一人一人がいかに対応するか、そのきっかけづくり(気づき)を共有できるのが‘開発教育’の素敵なところです。そのためにいろいろな手法が取り入れられています。
‘開発教育’は、言葉通り教育活動です。多くの先生方が教育現場で、様々な形で‘開発教育’に取り組んでいらっしゃいます。とても素晴らしいことだと思います。NGO・NPOや市民団体も工夫を凝らして活動を続けています。あなたの身近にも‘開発教育’につながるイベントや情報はたくさんあると思います。ちょっとだけ気にしてみてください!emoji52
  


Posted byワクらぼat 23:34 Comments(0) 開発教育を考える

2012年01月18日

開発教育を考える①

‘開発教育’は英語の Development Education を日本語に訳した言葉です。1960年代、開発途上国でボランティアをしていた人たちによって始められた教育です。「経済的に豊かな先進国が地球上の北に多く、経済的に貧しい開発途上国が南に多い」という南北問題が盛んに議論されていたころ、その格差を少しでもなくし、誰もが豊かな社会に生きるためにはどうしたら良いのか、という思いから‘開発教育’は生まれました。開発途上国の支援から生まれた活動です。
現在も開発途上国の現状を伝えたり、その支援を考えたりする教育として活用されています。それに加え、現代社会に生まれた様々な問題も取り上げられるようになってきました。貧困・格差・環境破壊などの問題は、外的(国際的な)問題だけでなく、内的(国内的な)問題として社会に存在します。それを様々な角度から取り上げ、考えていくのが‘開発教育’の今の在り方です。
‘開発教育’は何よりも市民自らが参加し考えることを大切にしています。人としての尊厳をお互いが認めあえる公正な社会づくりをめざして、いかに生きるべきかを考える場を多くの人達に提供するための教育活動です。
ワクらぼ ではワークショップを通してこの‘開発教育’に取り組んでいきますemoji52
  


Posted byワクらぼat 20:11 Comments(0) 開発教育を考える

2012年01月16日

HUG後記②

HUG=避難所運営ゲームはゲームです。「終了で~す」というファシリテーターの掛け声でひとまず終わることができます。終わったらなんだかホッとしました。
これはゲームです。でも、考え、学び、感じるゲームです。なので、ちょっと大変!です。実際自分が災害にあったら…ということをイメージしながらゲームをするのは心が疲れます。ゲームから解放されるとだからホッとします。本当に避難所を運営された方々はどんなに大変だったろうとそのご苦労がほんの少しだけ理解できました。
地震国日本に暮らす私たちには、災害を想定した訓練や学びは欠かせません。事前に少しでも備え(物質的にも精神的にも)があるかないかは万一の時の私たちの命に深くかかわってくるのではないでしょうか?
多くの方に体験してもらいたいワークショップだと思います。できれば子どもたちにも!emoji52
  


2012年01月15日

お味噌を贈ろう!

2月11日に富厚里で味噌作りのワークショップを開催します。1人1.5㎏の味噌ができるように大豆を潰して麹と混ぜる作業を体験していただく予定です。お味噌は入梅ごろ熟成するとのこと。1人1㎏分の引換券をお渡しします。引換方法は何通りか検討中ですのでご心配なく!

1.5㎏作るのですから1人0.5㎏分残ります。それを集めて昨年3月11日の東日本大震災で被災した福島の保育園に届け、子どもたちに少しでも安心・安全な食べ物を口に入れてもらおうと考えています。被災地支援で活動している 虹と緑しずおかフォーラム にご協力を願い直接届けていただきます。

そこで、皆様にお願いです!

当日の味噌作りには参加できないけれど、味噌チャリティには賛成!という方、味噌購入でご協力をお願いします。
私たちが心を込めて作りますからその味噌を1㎏1000円で買ってください。1㎏購入につき自動的に0.5㎏が福島の子どもたちに贈られることになります。(1000円で1.5㎏分の味噌を購入すると考えればわかりやすいでしょうか?!)味噌はお話ししたように入梅ごろ熟成しますので、ご購入時に引換券をさしあげます。
お味噌の量に限りがありますので、購入・引き換え方法を含め、まずはお問い合わせください。
メールまたは電話で
E-mail:fukouri@infoseek.jp ℡:090-9913-8348(わしず)

多くの皆様の気持ちがお味噌を通して、福島の子どもたちに届くことを願っておりますemoji52
  


Posted byワクらぼat 08:48 Comments(0) 味噌作り

2012年01月13日

世界一大きな授業(MDGs)

前回‘ミレニアム開発目標’(MDGs)のことを書きました。その8つの目標の中に、
『目標2:初等教育の完全普及の達成…すべての子どもが男女の区別なく初等教育の全課程を修了できるようにする』
『目標3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上…すべての教育レベルにおける男女格差を解消する』 があります。
この2つの目標達成を目指して昨年4月「世界の子どもに教育を」キャンペーン2011 “世界一大きな授業”「女の子と女性の教育」が、世界的規模で実施されました。ワクらぼ の活動の第1歩はここから始まっています。日本全国で3万5千人以上の人が参加してくれました。(詳しくはこちらのHPまで http://jnne.org/gce2011/
今年2012年はまた新たなテーマで取り組みが行われることと思います。
ワクらぼ も参加します。テーマが出たらご報告いたします。
1人でも多くの方のご参加をお待ちしていますemoji52
  


Posted byワクらぼat 20:29 Comments(0) 世界一大きな授業