2012年10月27日

マララさんから思うこと

パキスタンでマララさんという少女が襲撃され、治療のためイギリスに渡ったことがメディアで報じられました。手術は成功し少しずつ回復に向かっているようです。→
 http://www.unicef.or.jp/children/children_now/pakistan/sek_pa22.html
 http://www.cnn.co.jp/world/35023103.html

 彼女が訴えていたのは女の子が教育を受ける権利・
「勉強したい」という思いです。
日本では当たり前の「学校に行くこと、文字や計算を学ぶこと」が当たり前でない国や地域がまだまだあります。特に女の子は、一家の担い手としての男の子に比べて学ぶ機会を与えられず、家事や労働にほとんどの時間を費やさなければならないことが多いようです。
日本で暮らす私たちにはちょっと想像のできない現実があります。
文化や生活習慣の違いは人々の暮らしにいろいろな形で現れます。国や地域によって経済状況も異なります。日本や先進諸国では容易に可能なことも、開発途上国では様々な困難を克服しなければ実現できないことが多いのです。

「学ぶこと」(教育などを受けること)は以前このブログでご紹介したように『子どもの権利条約』に謳われている子どもとしての権利です。 
一人でも多くの子どもがその権利を堂々と行使できるよう、私たちができることは何だろうと考えます。開発教育のそれは「伝えること」だと思っています。現場の生の声、映画や書籍、データや情報など、ご紹介できることはたくさんありあそうです。もちろんワークショップも!

今日はマララさんの悲しい事件に関連して『国際ガールズ・デー』を取り上げたNHKのHPをご紹介します。
ぜひご一読をemoji52
→ http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/450/134767.html
  


Posted byワクらぼat 20:35 Comments(0) 開発教育を考える

2012年10月24日

終了・番町国際交流会

          
静岡市番町市民活動センター3周年記念協働企画、
『番町国際交流会』が21日にアットホームな雰囲気の中で開催されました。番町市民活動センターを利用している3団体が、様々な趣向で参加者の皆さんをリトルワールドにご案内。

今回は写真で楽しそうな交流の様子をご紹介しますね。

トップバッターは、静岡で暮らす外国の人達に日本語を教えている にほんごおさだ の言葉クイズ。韓国語、インドネシア語、スペイン語、タイ語、英語で「こんにちは」「ありがとう」って? 犬はどの国でも「ワンワン」って吠えるの? 日本とは違う言葉の響きに驚いたり、うなずいたり。

EGG異文化理解教室 はニュージーランドとコスタリカの紹介。
ニュージーランドは人口が400万人なのに、羊の数は4000万頭もいるそうです! 



コスタリカでは義務教育でも試験に受からなければ進級できないなんて、初めて知りました。




最後にワークショップらぼ・しずおか(ワクらぼ)が「世界がもし100人の村だったら」で、参加者の皆さんに国際理解のワークショップをプチ体験していただきました。

締めは、みんなでダンス♪♪ コスタリカのサルサのステップは4拍子。リズムが速くて難しかったけれど、みんな笑顔がこぼれます。


世界のお菓子やフェアトレードのコーヒー・紅茶も用意され、あっという間の2時間でした。皆さん、楽しいひと時をありがとうございました。


11月にはEGGの異文化理解教室「スリランカ編」が番町市民活動センターで開催されるそうです。異文化理解に興味のある方はぜひご参加ください。
静岡市番町市民活動センターではそのほかにもいろんな企画を開催しています。
詳しくはこちらのHPからご覧くださいemoji52
   →http://www.bancho-npo-center.org/
  


Posted byワクらぼat 23:05 Comments(0) 番町国際交流会

2012年10月20日

『世界手洗いの日』の出来事

    
10月15日アイセル21で高島和音さんによる活動報告会が開催されました。ドミニカ共和国、東ティモール、ハイチなどで医療支援活動を続けてこられた高島さんの生の声と彼女が撮影した写真の数々は、支援活動の必要性と、支援活動を続けられている人々の努力が直接伝わってくるものでした。日本では考えられない状況を生きる人々の暮らしがそこにはあります。

厳しい現実の中、明るくたくましく日常を送るドミニカや東ティモールの人々。
大地震でめちゃめちゃになったハイチの街並み。懸命に支援するNGOや国連スタッフ。課題や様々な問題も含めて、報道では伝わらない世界の姿を教えてもらった気がしました。

偶然にも、10月15日は『世界手洗いの日』です。高島さんの活動の中心が保健衛生であったとうかがい、改めてトイレや清潔な水のことを考えさせられました。

『世界手洗いの日』がどんな目的で作られたかというと…

世界で、5歳の誕生日を迎えずに、命を終える子どもたちは年間760万人。その原因の多くは、予防可能な病気です。
私たちの生活には、当たり前にある水やトイレ、そして食事・・・ それらが不足しているために、不衛生な環境や生活習慣を強いられ、下痢や肺炎にかかって命を失う子どもたちが220万人もいます。
もし、せっけんを使って、正しく手を洗うことができたら。 年間100万人もの子どもの命が守られ、また、下痢によって学校を休まなければいけない子どもたちが大幅に減ります。
自分の体を病気から守る、最もシンプルな方法のひとつが、せっけんを使った手洗いです。
正しい手洗いを広めるため、国際衛生年であった2008年に、毎年10月15日が「世界手洗いの日」(Global Handwashing Day)と定められました。 (~日本ユニセフ協会HPより~)

開発途上国では、不衛生な生活環境から下痢や肺炎にかかって命を落とす子どもたちがまだたくさんいます。「手を洗う」という簡単な行為が子どもたちの命を守る手立ての1つになるのであれば、声を上げて広く訴えていきたいと思いますemoji52  


Posted byワクらぼat 20:16 Comments(1) 開発教育を考える

2012年10月14日

募集・番町国際交流会!

お知らせです!

静岡市番町市民活動センター3周年 
協働企画イベント
『番町国際交流会』が開催されます。

国際交流に関係する利用3団体が、活動紹介を兼ねて楽しいイベントを企画します。
ワクらぼは『世界がもし100人の村だったら』のワークショップをちょこっと体験していただこうと思っています。

参加費無料、言葉クイズやダンスなど楽しい企画満載です。
国際交流に興味のある方、市民活動に関心のある方、市民活動センターってどんなところ?と思っている方、ぜひぜひお出かけください。
今回は 静岡市番町市民活動センターが窓口です。
こちらへお問い合わせを!emoji52
http://www.bancho-npo-center.org/
  


Posted byワクらぼat 22:56 Comments(0) 番町国際交流会

2012年10月13日

中国・切り紙細工

10月7日に開催された静岡市番町市民活動センターの3周年イベント、会場の模擬店で
『中国剪紙』に出会いました。『剪紙』は「センシ」と読むそうです。



ウィキペディアを引いてみると

剪紙(せんし、jian zhi(ジィエン・ジー))は、中国の切り紙細工。
代表的な民族芸術のひとつで、ハサミを使って、紙の上に花や動物、風景、人物などの図案を切り出す。
となっています。

今回の剪紙は12枚、十二支が切り出されていました。
習字の半紙のように薄い紙に細かい切込みが入り、にぎやかに色づけされています。
1枚ずつの大きさは9㎝×9㎝くらい、「子、牛、寅、卯、…」と確かに十二支あります。
自分の干支があるとやっぱりうれしいものです。

インターネットで調べてみると、『剪紙』は中国の人にはとても身近なもののようです。
そのまま壁に飾ったり、カレンダーや本、切手などの図案にされたり、いろいろな場面で用いられているそうです。お土産のような気軽なものから、作家の作品まで幅広くあるとのこと。
1つの文化として根付いているのですね。

パッケージの裏面の説明を見ていると、どんなものかなんとなくわかる気がします。
いかがでしょうか? →

日本にも折り紙というすてきな紙文化がありますよね。文化や伝統からいろいろな国や地域を考えるのはとても楽しくて面白いです。ミニミニ文化交流、皆さんもいろんなところで楽しんでみてくださいemoji52
  


Posted byワクらぼat 16:49 Comments(1) ひとりごと

2012年10月08日

終了・番町STAND UP!

静岡市番町市民活動センター3周年
記念企画、ワクらぼ参加の
『STAND UP TAKE ACTION in 番町3周年』無事終了いたしました。参加いただきました皆様、ご協力いただきました団体・番町市民活動センターの皆様、本当にありがとうございました。


たくさんの方に、キャンペーンについて、世界貧困デーについて、そして私たちを取り巻く格差や貧困について、ご説明をさせていただきました。静岡市番町市民活動センターの託児室、大会議室と模擬店のある中庭の3か所でスタンドアップができました。
スタンドアップの写真はキャンペーン事務局に送り、STAND UP TAKE ACTION2012のHP上にすでに掲載されております。参加人数50人!!
下記HPの 「活動報告を見る(ご当地編)」の28番です。
(写真をクリックすると拡大してご覧いただけます。)
ぜひご覧くださいemoji52
→ http://www.standup2015.jp/


  


Posted byワクらぼat 19:31 Comments(0) STAND UP TAKE ACTION2012

2012年10月05日

池上彰氏の国際貢献NET講座

開発教育では、開発途上国での様々な問題を取り上げて皆さんにお伝えします。経済、教育、産業、健康、本当にいろいろな角度から、考え、感じ、学ぶことがたくさんあります。

今日ご紹介するのは、フリージャーナリストの池上彰氏が
ナビゲーターとなり、様々な分野で活躍されている方とインタビュー形式で世界の問題をわかりやすく伝えている
JICAの『池上彰と考える!
ビジネスパーソンの「国際貢献」入門』
です。
http://www.jica.go.jp/aboutoda/ikegami/index.html

読み応えたっぷりの内容です。
ぜひ、興味のあるテーマからお読みください。

10月8日 JICAボランティア帰国報告会が
静岡県庁別館で開催されます。
こちらは実施にボランティアの生の声が聞けますよemoji52
http://workshoplabshizuoka.eshizuoka.jp/e934440.html
  


Posted byワクらぼat 00:11 Comments(0) 開発教育を考える

2012年10月02日

紹介・世界を感じる講演会



“世界を感じる”講演会(ワクらぼ協賛企画)のご案内です!


『国境を越えた人道支援活動の先に見えるモノ』
 10月15日(月)18:00~20:00
 アイセル21 41会議室


話をしてくれるのは 高島和音さん。
青年海外協力隊や、海外NGOで活躍されている若き保健師さんです。
ワクらぼが以前ご紹介したNPO法人地球のステージでも活躍され、地球のステージスタッフのブログにも登場します。
ちょっとのぞいてみてください。
http://e-stageone.jugem.jp/?eid=818817

ドミニカや東ティモール、ハイチで携わった支援活動の様子。そこから思うことなど、いろんな話が聞けますよ。
生の声はあなたの世界観を変えるかもしれません。

入場無料、予約不要です。

皆さん、ぜひぜひお越しくださいemoji52
  


Posted byワクらぼat 20:30 Comments(0) 情報