2012年06月19日

開発教育を考える⑮

毎週土曜、午後6時10分からNHK総合テレビで『海外ネットワーク』という番組が放送されています。
6月9日は開発教育についてとても考えさせられる特集が組まれていました。

1つ目は「アフリカの飢餓を救え 食糧支援最前線」。
ニジェールなど西アフリカの8か国では、干ばつで1000万人以上が食糧危機に陥っているとのこと。働く場が少なく、現金収入を得ること自体難しい状況に加え、干ばつの影響で、穀物相場が高騰、せっかく現金を手に入れても十分な量の食糧を確保できない現実がレポートされていました。十分な栄養が取れずやせ細った子ども、草をすりつぶしておかゆ様にしたものを食べる人々、からからに乾いた大地。どうしてこんなことに…と考えずにはいられません。レッドカップキャンペーンなどを展開している国連のWFP(世界食糧計画)の現地での支援の様子が取り上げられていました。

同じようにどうしてこんなことが…と思うもう1つのテーマが「児童労働」です。
現在、学校にも行けず労働を強いられている子供は世界に2億人以上いるのです。世界の子ども7人に1人の割合に当たります。人身売買や売春なども後を絶たないようです。以前お伝えしたことがありますが、『子どもの権利条約』の中の『育つ権利』とは、まさに子どもが『教育を受ける』権利です。子どもが学校に通い、学び、自分の未来を自分で切り開く権利です。貧しさのためにその権利が脅かされています。いつか‘権利’などという言葉を使わずに、世界の子どもがみんな教育を受けられる日が来ることを心から願います。

開発教育では飢餓や児童労働について、まず知ることから始まります。現状を知り、その原因を学び、自分たちにできることは何なのかを考えます。
多くの人に情報を伝えることは、募金や支援と同様に大切な活動だと考えます。
だから開発教育はとても身近な教育分野なのです。学びの場は暮らしのそこここにあると信じていますemoji52

NKH海外ネットワークのHPから、放送分のレポートを読むことができます。
ご紹介します。http://www.nhk.or.jp/worldnet/archives/



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