2013年01月23日

Ruise B-フェアトレードの世界

JICA中部とフェアトレードマーケット実行委員会が主催するフェアトレード講座に参加してきました。

フェアトレードの世界 World Of Fair Trade
第2回 思いを編み込む女性たち
  
~ルワンダのバスケットと
  グアテマラのかぎ針編み~ 





第1部の講師は 
株式会社Ruise B 代表取締役の小澤里恵さん。

Ruise B(ルイズ ビィ)は、ルワンダでつくられる美しいバスケットと出会ったことをきっかけに、その商品化と輸入・販売を行うために立ち上げたトレーディングカンパニー/ショップです。(~Ruise B HPより~)
 Ruise Bについてもっと詳しく知りたい方はこちらから 
→ http://www.ruiseb.jp

「Ruise Bができるまで」と題して、小澤さんがアフリカとかかわりを持つようになったいきさつから、事業の立ち上げ、今日のビジネスの現状までを、わかりやすくお話しくださいました。
1994年 ‘ルワンダの悲劇’と呼ばれる大虐殺が起こりました。100日間で100万人近い人が殺されたといわれています。小澤さんの販売するバスケットを作っている女性たちの中にも、その大虐殺で夫や親せきを失った被害者がいるそうです。家族を失い、暮らしの基盤を失った女性たちはバスケットを作り、それを販売することで、生計を立て、前を向いて生きていくことができるようになったそうです。Ruise Bでは、現在16の組合と契約し、250人近い人たちが働き、収入を得ているとのこと。日本の製品規格はとても厳しいのでそれに対応できるよう現地でワークショップを開催してスキルアップを図るなどの対応は欠かせないそうです。「フェアトレードというより、アフリカの人々とその製品を通して、きちんとビジネスをしている」という小澤さんの言葉が印象的でした。「きちんとビジネスをすることがすなわちフェアトレードではないか?!」と。まさにその通りだと思います。

静岡の街で、遠いアフリカとビジネスをしているすてきな女性がいます。なんだかうれしくなってきました。エールを送りたいと思います。

Ruise Bの商品を、ぜひお店で手にしてみてください。
お店は七間町にありますよemoji52

  


Posted byワクらぼat 22:18 Comments(0) ひとりごと