2012年05月03日

ハンガーマップ

ハンガーマップを見たことありますか?
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ハンガーマップは、世界の飢餓の状況を地図に色分けしたものです。栄養不足の人がどのくらいいるのかを人口の割合で5段階に分けて表しています。飢餓人口の割合が高いところが赤色で塗られています。赤色で塗られた国では全人口の35%以上が栄養不足の状態にあります。ハンガーマップは、国連世界食糧計画(WFP)が国連食糧農業機関(FAO)の統計に基づき作成しています。

では、そもそも飢餓とは…

飢餓とは、身長に対して妥当とされる最低限の体重を維持し、軽度の活動を行うのに必要なエネルギー(カロリー数)を摂取できていない状態を指します。必要なカロリー数は、年齢や性別、体の大きさ、活動量等によって変わります。(~WFP HPより引用~)

現在世界では、9億2500万人が飢餓に苦しんでいます。世界の総人口から考えると7人に1人の割合になります。その75%は開発途上国の農村部に暮らす人々です。子どもの成長には栄養が欠かせません。開発途上国で子どもが命を落とす原因の3分の1は栄養失調が原因だと言われています。

食は文化であるとともに、人間が生きていく上でなくてはならないものです。飽食といわれる現代、私たちはもっと「食べる」ことを考えなければならないのだと思います。食は楽しむものであり、また命をつなぐものでもあるのですね。
そんなことを思いながら、いろいろな角度から‘食’をとらえ、考えていけたらよいなと思っていますemoji52

  


Posted byワクらぼat 23:15 Comments(0) 開発教育を考える

2012年05月01日

国旗のおはなし

世界にはたくさんの国があります。そしてその国にはその国の旗=国旗というものがあります。今年は、ロンドンオリンピック。オリンピックではいろんな国の旗が振られていますよね。

さて、ここで問題です。これはどこの国の国旗でしょうか?


国旗の線や色、デザインは何かを象徴していたり表していたりすることがあります。
たとえば私たちの暮らす日本、日本の国旗にはどんな意味合いがあるのでしょう?
日本の国旗は‘日の丸’と言われます。白地に赤い丸。この赤い丸は日の出の太陽を象徴しているそうです。かつて聖徳太子が「日出ずる国」と呼んだその昔から人びとは太陽に特別の思いを持っていたのでしょう。また紅白というのは日本の伝統色で、おめでたいことを表します。赤は博愛と活力、白は神聖と純潔を表すとも言われているそうです。

では、先ほどの国旗は? 答えはタイです。
タイの国旗にはどんな由来があるのでしょう?!
現在の国旗になる前、国旗にはタイで神聖とされる白い像が描かれていました。1917年に現在の国旗になったとのこと。現在の国旗の 赤は国民と国家、中央の青はタイ王室とメナム川、白は白象にちなんだもので、仏教への信仰を象徴しているそうです。

こんな風に国旗を知るとその国に対してまた違った発見が生まれませんか?!そして世界のことをもっと知りたくなりますよね。世界地図を開いてみたくなるかも…

では、なぜタイの国旗をご紹介したかというと・・・
ワクらぼ では、食で文化を感じよう!をテーマに‘わいわいキッチン’を開催します。
その記念すべき第1回がタイ料理だからなのです。タイからやってきた料理人の方が作ってくれるのはまさに本場の味。店内もタイのムード満点です。ただいま参加者募集中!!
  
  5月13日(日)15:00~17:00
  レストラン・ナムタイ(葵区両替町)
  参加費:1200円 
  詳しくはこちらをご覧ください⇒‘わいわいキッチン’


これからもいろんな国の食文化を体験できる‘わいわいキッチン’シリーズを企画していきます。どんな国のどんなお料理をご紹介できるでしょうか、楽しみにしていてくださいねemoji52  


Posted byワクらぼat 23:21 Comments(0) わいわいシリーズ