2012年05月05日

子どもの権利条約

5月5日は子どもの日。日本では15歳未満の子どもの数が31年連続で減少しているとの総務省の発表がありました。日本の人口に占める子どもの割合は、世界のそれと比べると2分の1、逆にお年寄りの割合は2倍になっています。少子高齢化が進んでいるということですね。

子どもの日を迎え、5日付の静岡新聞の社説に「子どもの権利条約」のことが述べられています。「子どもの権利条約」については、以前ワクらぼのブログでも取り上げましたのでお読みいただいているかも… 
まだの方はこちらから→http://workshoplabshizuoka.eshizuoka.jp/e844832.html 
 

 『 子どもの権利条約は18歳未満の子どもの基本的人権を国際的に保障する条約。
   89年の第44回国連総会で採択され、90年に発効した。
    健康に生まれ、十分な栄養を得て元気に成長する「生きる」、差別、虐待などから
   「守られる」、教育などを受ける「育つ」、自由に意見を言ったり、グループで活動
   したりできる「参加する」各権利を定めている。この中には国籍を持つ権利も盛り
   込まれた。』(静岡新聞・5月5日付朝刊3面社説より引用)

経済的に貧しく十分な栄養をとれず、また学校に通うことのできない世界の子どもたちには是非ともこの権利が行使できる日を望みます。
日本でも‘子どもの権利’はしっかりと守られるべきです。虐待を受けたり、震災の影響で不自由な暮らしを強いられている子どもたちがまだまだいることを考えていかなければならないと、そんなことを思った子どもの日でしたemoji52

  


Posted byワクらぼat 23:10 Comments(0) 開発教育を考える