2012年05月28日
レッドカップキャンペーン

現在地球上で9億人以上の人が飢えに苦しみ、開発途上国の子どもの死亡原因の3分の1が栄養失調であることはとても大きな問題だと思います。
子どもたちが健やかに成長することを願って世界では様々な取り組みが行われています。WFP(国連世界食糧計画)では、栄養が十分に取れない子供たちに学校給食を提供する学校給食プログラムに取り組んでいます。そして今レッドカップキャンペーンが展開されています。
2011年、レッドカップキャンペーンが始まります。
今、世界には飢餓で多くの幼い命が失われていること、
食べるために働いて学校に行けない子どもたちがまだまだいること、
この状況を多くの人に伝え、一人でも多くの子どもたちに
学校給食を届けるためのキャンペーンです。
目印は、WFPが給食を入れる容器として使っている、赤いカップ。
赤いカップは、子どもたちの未来への希望のシンボル。
皆さんの力で、給食が届く、世界がより良くなっていく、それがレッドカップキャンペーンの願いです。(認定NPO法人国連WFP協会HPより抜粋)
私たち日本人にとって給食はとてもなじみ深いものですよね。その給食だけが、1日1回のきちんとした食事となっている子供たちもいるのです。学校に通うことは学ぶことであり、学校は教育を受ける場ですが、その場所で配られる給食のおかげで命をつないでいる子供もいるということを知っていただけたらと思います。もしレッドカップキャンペーンのシンボル、赤いカップを見たら、そんなことをちょっと思い出していただけたら…と願っています
