2012年02月12日

味噌作り体験・記①

昨日2月11日、味噌作り体験 at 富厚里(ふこうり) が盛況のうちに無事終了しました。スタッフ、参加者の中に強力な晴れ男・女!がいたらしく(笑)、寒風さらされることもなく冬晴れの最高の一日を皆で楽しむことができました。ご参加いただいた皆様、ご指導いただいた富厚里・さとう農園の佐藤さんと奥さま、本当にありがとうございました。

味噌作りは、米麹をバラバラにして塩と混ぜ、‘塩きり麹’を作るところから始まりました。麹はツンと鼻にくるちょっと尖った麹独特のにおいがあります。手を麹のかたまりの中に入れるとほんのりあったか、麹が生きているのがわかります。

それに塩をまんべんなく混ぜると、尖ったにおいがやさしいにおいに変わるのがとっても不思議でした。



大豆は前の日から水に浸した(この作業は佐藤さんがしてくださいました)ものを、釜でグツグツ、柔らかくなるまで茹でます。昔ながらの、マキを使っての作業。煙が目にしみます。茹でた大豆は熱いうちに臼と杵でつぶします。大豆の形がちょっぴり残るくらいのつぶし加減が佐藤流。茹でた大豆はそのまま味見しても甘くてとってもおいしかったですよ。

つぶした大豆が冷めたら‘塩きり麹’としっかり混ぜて、ソフトボールくらいのお団子にします。それを樽にパイ投げみたいに思いっきり投げ込んでビチャッと空気抜き。まんべんなく平らに詰めたら、また投げ込んで…樽一杯になるまでがんばりました。
ビニールをかぶせ密閉して重しのふたをしたら出来上がり。後は麹の力で熟成されるのを待つだけです。どんなお味噌ができるのでしょう? ワクワクドキドキ、楽しみです。


大豆15㎏、麹15kg、塩6kgが樽1つ分の味噌の材料。2グループに分かれて2樽作り、合計100kgの味噌ができましたemoji52
  


Posted byワクらぼat 11:08 Comments(0) 味噌作り