2013年11月24日
カレーズの会

アフガニスタンで医療支援や教育支援を行う静岡に拠点を置くNPO法人です。
23日、レシャード理事長の現地視察報告会がありました。

アフガニスタンでは結核を患っている人が多いとのこと。結核患者に占める女性の割合が67%にも及ぶそうです。女性の患者が多いということは、お母さんが結核を患っている可能性が高いということ。つまり、子どもたちへの感染の可能性も高くなるのです。
また、30年にも及び内戦や紛争により、国内避難民となっている人が多く、治療にお金がかかるのはもちろんですが、定住する家がなく、あちこちと移り暮らす生活のため、十分な治療が受けられないのだそうです。
各国からの支援金は入ってきているそうですが、そのために物価が高騰し、貧富の差はますます拡大しているそうです。そんな中で、薬や医療器具も不足し、十分な医療体制が取れないとレシャード理事長は報告されていました。
アフガニスタンの情報は、最近メディアではあまり取り上げられません。知らないまま通り過ぎてしまうことの多い私たちの日常。まずはこんな現実や日常があるのだということをお伝えしたいと思いました。
私たちにできることは何なのか?難しい問題ですが、まず知ること、関心を持つことがすべての第一歩となるはずです。次の一歩を模索しながら、ご報告をしています

Posted byワクらぼat20:01
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