2012年06月10日

開発教育を考える⑭

世界の現状を知るうえで、書物は身近で手ごろな情報ツールですよね。
気軽に読める本として、黒柳徹子さんのエッセイなどいかがでしょうか?

黒柳さんはユニセフの親善大使としてアフリカをはじめたくさんの国を訪れています。
その時の様子や彼女が感じたことをまとめたものが文庫として何冊も出ています。

ちなみに黒柳さんは国連のユニセフ(UNICEF 国連児童基金)から任命されたユニセフの親善大使です。故オードリー・ヘプバーンがユニセフ親善大使として、とても熱心に活動していたことはご存じの方も多いかと思います。ほかにも、ジャッキー・チェン氏やサッカーのベッカム選手、テニスのフェデラー選手なども任命されています。日本人で、国連から任命された親善大使は黒柳さんだけです。
日本には、日本でのユニセフの活動を支援する日本ユニセフ協会というユニセフの国内委員会があります。(ユニセフと日本ユニセフ協会の違いの説明はちょっとややこしいので今回は省きますが、この2つは別組織です。)その日本ユニセフ協会の親善大使を務めているのは、アグネス・チャンさんと日野原重明先生です。

ユニセフ親善大使として訪れた開発途上国の様子をつづった黒柳さんの本は、「開発教育を学ぼう」などと肩肘張らなくても十分楽しく読めますし、感じるところもたくさんあります。
まだ読んだことのない方は一度書店で手に取ってみてください。ちょっとだけ世界が広がりますよ、きっと・・・emoji52
  


Posted byワクらぼat 19:21 Comments(0) 開発教育を考える