2012年04月11日

ネパールからの手紙

全くの私事ですが、ネパールの息子から年に1度の手紙が届きました。

あるNPO団体を通して彼が学校に通う支援をするようになってから6年になるでしょうか?
ネパールでは小学校5年、初等中学校3年、高等中学校2年、高等学校2年の合計12年制がとられており、学年の呼び方は1学年~12学年となるそうです。
彼は今年、その最高学年12年生になります。

年に1度、NPO団体から手紙が送られてきます。ネパールの言葉で書かれた手紙は私にはさっぱり読めません。でも名前だけはアルファベットで書かれているので、私宛の手紙だと実感できます。ネパールの言葉で書かれた手紙を、ネパールの学校の先生たちが英語に翻訳してくれます。その英文の手紙も一緒についてきます。その英文を、日本で、ボランティアの方々が日本語に訳してくれます。だから私には、心のこもった3通の手紙が届くのです。手紙と一緒に写真が1枚同封されて来ます。たった1枚の写真を撮ること、それをプリントすることがネパールではとても大変なことなのです。

今年は手紙と一緒に彼の書いた絵が送られてきました。うれしくて皆さんにご紹介します。学校らしき建物、井戸でしょうか?!(水は大切ですよね) そしてネパールの国旗。私には門のWELCOMEの文字だけが読めます。几帳面に丁寧に線を引いて、きれいに色づけされています。

ネパールで仕事に就き暮らしていくことは大変だと思います。でも、彼は学校に通うことで文字を書き、読むことができます。計算もできるでしょう。卒業したらきっとしっかり生きて行ってくれることと思います。がんばっている彼に日本からエールを送りますemoji52
  


Posted byワクらぼat 13:21 Comments(0) ひとりごと